美白化粧品の効果とは

「このシミが気になって、取りたいんです。美白の化粧品はたくさん使ったけれど、どれも全然効かなくて・・・」。最近の美白ブームの影響で、こんな声が急激に増えました。

まず、知っておいてほしいのは、美白用の化粧品とは「紫外線によるシミ・ソバカスを防ぐ」化粧品だということです。「シミを消す」とか「肌を白くする」というものではない、ということになっています。

化粧品は薬ではないため、はっきりした効能を約束するものではないのです。つまり、どちらかというと美白化粧品は予防的に使うもので、消しゴムのようにシミを消すものではありません。

では、まったく消えないのかというと、そういうわけでもありません。基本的に、「できてまだ日の浅いシミ」「黒よりは茶色っぽいシミ」「モヤモヤとして境目のはっきりしないシミ」が、美白化粧品で取れやすいシミです。

大きさは関係ありませんが、隆起したシミは、美白化粧品で消えることはまずありません。消えないシミに関しては、レーザー治療などを検討することになります。

 美白化粧品の種類

美白化粧品には、紫外線によるシミ・ソバカスを防ぐための美白成分が配合されています。美白成分にはいろいろと種類がありますので、それぞれの特徴を知っておくと、美白化粧品をより有効に使うことができます。

美白成分の主な種類

1.メラニン色素の合成をさまたげる成分

  • カミツレエキス(カモミラエキス)
    カミツレ(甘草)の花から抽出したエキス。強力な消炎成分であるカマアズレンを含む。
  • アルブチン
    コケモモなど植物の葉に含まれる成分。
  • 油溶性甘草エキス(グラブリジン)
    甘草の根などから抽出したエキス。主成分はグラブリジン。美白成分の中では刺激が少なく、肌にやさしい。
  • ビタミンCとその誘導体‥・酸化型メラニンを還元する働きがある。
  • プラセンタエキス
    多種のビタミン、アミノ酸、ミネラル類、コレステロールなどを含む胎盤エキス。保湿作用もある。

2.メラニン色素の排出を促す成分

  • AHA
    ピーリング剤。グリコール酸、乳酸、フルーツ酸などがこれに当たる。
  • レチノール
    ビタミンAの一種で、体内にもあるもの。皮膚の代謝を高め、真皮のコラーゲンを増やす作用もある。

3.抗酸化作用で紫外線障害を抑制する働きのある成分

  • ビタミンCとその誘導体
    リン酸型が安定性が高い。
  • ビタミンE
    ビタミンCとともに使用すると、作用を高め合う。
  • 補酸素Q10
    食品中にも広く存在。
  • イチョウエキス、オウゴンエキス、グレープシードエキス、緑茶エキスなど
    ポリフェノールを含む成分。
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